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Limoncelloの魅力
イタリアといえば、ワインファンにとっては、もちろんワイン大国だが、食通にとっては、パスタやピッツァの国、そして、 カクテル好きにとっては、リキュール王国 となる。 イタリアンリキュールの中でも人気が高いのは、ハーブ類を中心に独自のレシピで配合した...
梁 世柱
2023年10月4日
閲覧数:54回


道の交わる地 <カンパーニャ州:サンニオ地方特集>
omnes viae Romam ducunt. 全ての道はローマに通ず。 古代ローマ帝国時代に、ヨーロッパ中の主要都市からローマへと道が繋がっていたことから、17世紀の詩人ラ・フォンテーヌが、「起点や手段に関わらず、全ては一つの真理へと集約していく」ことを意味するものとし...
梁 世柱
2023年9月30日
閲覧数:352回


ワインスタンドの直汲みワイン
「善く国を治める者は、必ずまず水を治める。」 古代中国の春秋時代、斉の宰相であり、良く知られた法家でもあった 管仲 が残した言葉だ。 私は今、 北アフリカのリビア に思いを馳せている。 9月10日、リビア東部を襲った地中海熱帯様低気圧(通称、 メディケーン )は、...
梁 世柱
2023年9月24日
閲覧数:112回


カンパーニャ風ステーキと極上ローカルペアリング
ペアリングを学ぶ上で、 クラシックペアリングやローカルペアリング と呼ばれるものの真髄を知るには、 イタリアは避けては通れない国 だ。 イタリアという国に来ると、 郷土料理と郷土ワインが、驚異的な完成度のペアリングとなっている ケースが非常に多いことに、とにかく驚かされる。...
梁 世柱
2023年9月22日
閲覧数:113回


ボンゴレ・ロッソと極上ローカルペアリング
カンパーニャ州の名物料理 と言えば、なんと言っても ナポリ風ピザ だが、 パスタ類 にも 名品 が多い。 パスタ通の最終到着地であり、極めてシンプルが故に最も難しいパスタとも言われる Spaghetti aglio e olio...
梁 世柱
2023年9月22日
閲覧数:176回


南イタリアの粋 〜魅惑のトマトリキュール〜
海外のワイン産地を巡る際には、スケジュールの隙を見計らって、現地のショップを訪れるようにしている。 残念ながら、特にヨーロッパでは、ほとんどのショップは保管状況(常温保存は当たり前)が良くないので、(例え安くても)ワインを買うことは滅多に無いのだが、トレンドや古いヴィンテー...
梁 世柱
2023年9月21日
閲覧数:83回


出会い <45> 未知の島ワイン
Masseria Frattasi, Capri Rosso 2021. 現地価格:約19,000円 過去10年間ほどを遡って、ワイン市場のトレンドを探ってみると、一つの興味深いジャンルが浮かび上がってくる。 島ワイン 、だ。...
梁 世柱
2023年9月18日
閲覧数:83回


Wine Memo <12>
Vigne Sannite, Barbera Sannio DOP 2021. 日本ではなかなかお目にかかれない、ある種の 珍品的ワイン との出会いは、海外行脚の醍醐味の一つだ。 イタリア・ カンパーニャ州のサンニオ (詳しくは、今月末の特集記事にて)で出会ったのは、San...
梁 世柱
2023年9月17日
閲覧数:62回


マルゲリータと極上ローカルペアリング
長い年月をかけて、そこで暮らす人々の「当たり前」として残ってきたペアリングには、 論理的、美食的完成度とは別次元の、特殊な素晴らしさ が宿ることがある。 例えば、鯵のなめろうに適当な純米酒を合わせても、驚くほど美味しいように、鶏の唐揚げとレモンサワーがこれ以上なく最高のペア...
梁 世柱
2023年9月16日
閲覧数:233回


出会い <43> 二人のマウレ
Il Cavallino (Sauro Maule), Oran-G 2020. ¥4,400 今から12年ほど前のこと。 NYの伝説的なトップシェフとして名高い David Bouley の新店で、ヘッド・ソムリエをしていた頃の話だ。 Davidは、当時まだ...
梁 世柱
2023年8月20日
閲覧数:99回


出会い <42> 幻の極甘口
L’Arco, Recioto della Valpolicella 2017. ¥11,500 世界三大貴腐ワイン といえば、フランス・ボルドーの ソーテルヌ 、ドイツ(主にモーゼル)のリースリング TBA 、そしてハンガリー・トカイの エッセンシア 。...
梁 世柱
2023年8月6日
閲覧数:87回


出会い <38> 第四のサンジョヴェーゼ
Le Rogaie, Morellino di Scansano “Forteto” 2022. Chianti Classico、Brunello di Montalcino、Vino Nobile di Montepulciano。...
梁 世柱
2023年6月4日
閲覧数:82回


葡萄樹と共に <トスカーナ特集:Montalcino編 Part.2>
E掴めそうなのに、手をすり抜けていく。 蜃 気楼 のように、神秘と現世を往来し、 奇跡の残り香 だけが、かろうじてその実在を示唆する。 グラスに注がれた美麗なルビー色の液体は、まだ私に真実を語ってくれない。 ならば、 確かに存在しているもの を、先に理解するべきなのだろう。...
梁 世柱
2023年5月31日
閲覧数:161回


再会 <38> 最先端の古きもの
La Salceta, Valdarno di Sopra Sangiovese “Ruschieto” 2019. 特集記事で、トスカーナ州のサンジョヴェーゼを深堀りし続けてきたが、Chianti Classico、Vino Nobile di...
梁 世柱
2023年5月28日
閲覧数:48回


名声と呪縛 <トスカーナ特集:Montalcino編 Part.1>
あくまでも個人的には、としておくべきだろう。 私がこれまでにテイスティングしてきた膨大な数のサンジョヴェーゼの中から、仮にトップ10を選ぶとしたら、少なくとも 上から3つは確実に、Brunello di Montalcinoがランクインする...
梁 世柱
2023年5月25日
閲覧数:178回


Wine Memo <4>
Cerminara, Ciro DOC Rosato 2020. モンテプルチャーノでワイナリー訪問をした際に、アメリカ・カリフォルニア州のナチュラルワイン系インポーターの人も同席していた。 そのワイナリーとの付き合いはずいぶん古いそうで、彼が扱っているナチュラルワインを色...
梁 世柱
2023年5月3日
閲覧数:62回


再会 <36> ポツンと系ワイン
Filippi, Turbiana 2018. ¥4,500 テレビ朝日系の「 ポツンと一軒家 」という番組をご存知だろうか。 日本各地の人がほとんど住んでいないような場所に、なぜか「ポツンと」ある一軒家を紹介する番組だ。...
梁 世柱
2023年4月30日
閲覧数:68回


儚く、美しいワイン <トスカーナ特集:Montepulciano編>
なぜかいつも忘れられている。 Vino Nobile di Montepulciano は、そういうワインだ。 トスカーナ州のサンジョヴェーゼから造られる三大赤ワインの一つでありながら、最も語られることが少ない、地味な存在。...
梁 世柱
2023年4月29日
閲覧数:215回


飛躍の時 <トスカーナ特集:Chianti Classico編 Part.3>
Chianti Classico Collectionでの二日間を終えた時、私は不思議な高揚感に包まれていた。 極限まで集中したテイスティングを、連日8時間近く休みなく続け、舌も足も思考も、疲弊しきっていたはずなのに、私は妙に興奮していたのだ。...
梁 世柱
2023年4月14日
閲覧数:231回


出会い <34> 大銘醸のお隣
Mozzoni Ofelio, Rosso di Montalcino “Greppino,” 2019. ワイン産地を訪れ、地元のワインショップへと足を運ぶ楽しさの中に、「 宝探し 」がある。 そう、様々な事情(生産量が少な過ぎる、生産者にその気が無い、など)で、...
梁 世柱
2023年4月9日
閲覧数:115回
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