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ナパ・ヴァレーのエレガンス <Screaming Eagle>(特別無料公開)
世界に名だたる銘醸地 ナパ・ヴァレー でも、最も カルト的 と言えるステータス。 ボルドー左岸メドック地区公式格付け第一級シャトーを遥かに上回り、 シャトー=ペトリュスにすら迫る販売価格 。 有力評論家による、複数回の 満点評価 。...
梁 世柱
2月8日
閲覧数:66回


偉大なるメルロー Masseto
かつて、 スーパートスカン(タスカン) と呼ばれる数々のワインが世界のワイン市場を席巻するほどの大ブームとなった頃、その 頂点に2つのワインが鎮座 していた。 一つは テヌータ・サン・グイドが手がけるサッシカイア 。1985年ヴィンテージがワイン・アドヴォケイト誌で満点を獲...
梁 世柱
1月18日
閲覧数:89回


欠陥的特徴の経過観察 <5>
「欠陥的特徴の経過観察」では、とあるナチュラルワインに生じた問題が、どれくらいの時間で「沈静化」、もしくは変化するのかを、約2ヶ月おきに検証していく企画としてスタートした。 前回検証時(2024年9月21日)では、2本を同じタイミングでテイスティング、2本ともに、揮発酸、還...
梁 世柱
1月13日
閲覧数:116回


熟成ドン・ペリニョンの妙
リリース後に長期熟成したシャンパーニュ には、 ロマン が宿る。 想像を遥かに超えた喜びも、その逆の絶望も。 経験上、長期瓶熟シャンパーニュは ギャンブル性が非常に高い 。 だから、ロマンなのだ。 その理由は明確だ。 シャンパーニュに 正しい熟成 をもたらすものが、...
梁 世柱
2024年12月13日
閲覧数:86回


ナパ・ヴァレーの宝石、Inglenook
Inglenook の名を見た時、カリフォルニアワインファンは、随分と複雑な気持ちになるのだろうか。 かつて、 ジョン・ダニエルJr. という天才の元に栄華を誇ったInglenookは、長らくの間、高品質ワインとはかけ離れた大衆ブランドへと成り下がっていたからだ。...
梁 世柱
2024年12月9日
閲覧数:76回


正確無比なテロワール・シャンパーニュ <Penet-Chardonnet>
マイクロ・シャンパーニュ の世界が、以下に奥深い魅力に満ちているのかは、SommeTimeでも度々言及してきたが、今回は グラン・クリュにのみ葡萄畑を所有 しているという、非常に極端なタイプのマイクロ・シャンパーニュを紹介しよう。 その名も Penet-Chardonnet...
梁 世柱
2024年11月30日
閲覧数:47回


Sonoma Coast の可憐なリースリング
日本人女性オーナー兼醸造家としては、カリフォルニアで唯一無二の存在。 アメリカ合衆国の大統領や副大統領が主催する、国賓をもてなす晩餐会での採用。 輝かしい実績と人気を誇る Freeman Winery が、新たにポートフォリオに加わった リースリング...
梁 世柱
2024年11月18日
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二人の名醸造家が語る、偉大なテロワールの条件
先日、個人的に親しい友人でもある醸造家の サシ・ムーアマン と会いに、東京・広尾にあるルグラン・フィーユ・エ・フィス東京を訪れたところ、思わぬ事態に遭遇した。 何とその場に、ブルゴーニュ・Volnayに拠点を置く大銘醸 Domaine de Montille の現当主、...
SommeTimes
2024年11月8日
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常識を打ち破る、現代シャンパーニュの至宝 <Ulysse Collin>
形骸化し、風化し、ついには消滅した エシェル・デ・クリュ を惜しむ声は、どこからも聞こえてこない。 有名無実のシステムを自ら破壊し、シャンパーニュが確かな「意味性」へと舵を切ったのが英断であることは、誰の目から見ても明らかだからだろう。...
梁 世柱
2024年10月26日
閲覧数:119回


欠陥的特徴の経過観察 <4>
期間限定の新シリーズとなる「欠陥的特徴の経過観察」では、とあるナチュラルワインに生じた問題が、どれくらいの時間で「沈静化」(経験上、完全消失する可能性は低い)、もしくは変化するのかを、約2ヶ月おきに検証していく企画としてスタートしたが、前回の第四回検証時(2024年8月26...
梁 世柱
2024年10月12日
閲覧数:87回


「Hot&Cool」なカリフォルニアのニューウェーヴ <San Luis Obispo>
San Luis Obispo と聞いて、すぐに アメリカ・カリフォルニア州のワイン産地 が思い浮かぶ人は、よほど深く彼の地のワインに触れてきた人だろう。 そもそも、 カリフォルニア州は日本が丸々収まってしまうほど広大 な州であり、 AVAの数も現時点で152 。...
梁 世柱
2024年9月28日
閲覧数:75回


欠陥的特徴の経過観察 <3>
ネズミ臭 というのは、実に厄介なものだ。 その発生には、法則性があるように見えて、実際には 不規則極まりない のだ。 オーストリア・シュタイヤーマルク州特集記事 でも触れたとおり、ワインに何かしらの 「感情」 が宿っている(正確には、ワインの中で生き続ける微生物たちの、集合...
梁 世柱
2024年9月2日
閲覧数:103回


エネルギーの螺旋 <ラドヴァン・シュマンが目指す真なる調和>
スティリア地方訪問では、オーストリア側にあるワイナリーを中心に巡ったが、一軒だけ、 スロベニア側の造り手 を訪ねた。(オーストリアの)シュタイヤーマルク地方は、 南側の境界線が全てスロベニアとの国境に接している 。 シェンゲン協定によって、すでに形だけの国境となっているため...
梁 世柱
2024年7月30日
閲覧数:40回


ロゼ界のライジングスター、ロザリア。
ロゼワイン の歴史はかなり興味深い。 その 原初の姿 は、我々が知る 現代のロゼワインとは似ても似つかぬもの だったからだ。 最古の記録は 3,000年以上前の古代ギリシャ 。当時、 「ワインは水で薄めて飲む」 ことが上品とされていた。...
梁 世柱
2024年7月10日
閲覧数:75回


ノイジードル湖西側の至宝、ルスター・アウスブルッフ
ノイジードル湖東側、Illmitz(イルミッツ)周辺で造られる貴腐ワインの魅力に関しては、 別稿 にてレポートしたが、 西側のRust(ルスト) にもまた、ヨーロッパのワイン史にその名を残す偉大な貴腐ワインがある。 Ruster Ausbruch(ルスター・アウスブルッフ)...
梁 世柱
2024年6月7日
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最強のワイン保存ガジェット、Coravinの進化と多様化
古くは Vacu Vin に代表される瓶内の空気を抜く方式のものから、比較的新しいものでは Pulltex のような瓶口に被せるだけのものまで、ワインをできるだけ長く保存させるための「ガジェット」は数多く開発されてきた。 私自身も様々なものを使用してきたが、...
梁 世柱
2024年5月21日
閲覧数:481回


欠陥的特徴の経過観察 <2>
先日、海外から来た ナチュラルワインを専門領域とするプロフェッショナル3名 と、様々なワインを共にした。 中には 入手困難な人気ワイン も含まれていたのだが、そのワインは残念なことに、 抜栓後30分ともたず、強いネズミ臭が生じてしまった 。 ...
梁 世柱
2024年5月11日
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Chablisの現状
フランスにおける冷涼産地の象徴的存在だった シャブリ は、 気候変動 による影響を強く受けている。 ブルゴーニュ委員会のイベントで来日していた複数の生産者の話も踏まえ、簡潔に現状をレポートしていこう。 まず、何よりも気になるのが 味わい(ティピシテ)の変化 だろう。...
梁 世柱
2024年4月19日
閲覧数:88回


欠陥的特徴の経過観察 <1>
ナチュラルと言える造りをしたワインでも、かなり クリーンな味わいのものが増えてきた のは、(少なくとも個人的には)大変歓迎できる傾向だ。 亜硫酸無添加でしか成し得ない、ギリギリの妖艶さ、清濁併せもった味わいの深淵さ、無制限の浸透力といった魅力は私自身も数多く体験してきた...
梁 世柱
2024年3月16日
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マサイアソン <カリフォルニアをリードする現代的自然農家>
まるで自然そのものの葡萄畑 、という話は良く聞くが、そんな ユートピア は本当にあるのだろうか。 私自身、数多くの「自然な」畑を訪ね歩いてきたが、エデンの園も、シャングリ=ラも、桃源郷も 実在していないという現実 だけを知った私が、今ここにいる。 ...
梁 世柱
2024年3月7日
閲覧数:256回
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