洋食のスター ハンバーグとペアリング
- 梁 世柱
- 3月15日
- 読了時間: 3分
日本における「洋食」の文化は、独自の発展を遂げてきた。
とんかつ、ナポリタン、カレーライスなど「原型」から大きく変化し、オリジナルとすら呼べるようなものへと成った料理もあるし、南蛮漬けなど、もはや日本料理の一部と化しているものもある。
そのような日本の洋食文化の中で、最もオリジナルと呼ぶに相応しいのは、「ハンバーグ」だろうか。
ハンバーグの起源には諸説あるが、「ハンブルク」からきている通り、ドイツのハンブルクが有力と考えられている。ハンブルグの名物料理である「タルタル・ステーキ」が元となり、ひき肉にパン粉を混ぜて焼くハンバーグが誕生したのだ。この小型のハンバーグは、ドイツでは「フリカデレ」と呼ばれている。