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洋食のスター ハンバーグとペアリング

日本における「洋食」の文化は、独自の発展を遂げてきた。


とんかつ、ナポリタン、カレーライスなど「原型」から大きく変化し、オリジナルとすら呼べるようなものへと成った料理もあるし、南蛮漬けなど、もはや日本料理の一部と化しているものもある。


そのような日本の洋食文化の中で、最もオリジナルと呼ぶに相応しいのは、「ハンバーグ」だろうか。


ハンバーグの起源には諸説あるが、「ハンブルク」からきている通り、ドイツのハンブルクが有力と考えられている。ハンブルグの名物料理である「タルタル・ステーキ」が元となり、ひき肉にパン粉を混ぜて焼くハンバーグが誕生したのだ。この小型のハンバーグは、ドイツでは「フリカデレ」と呼ばれている。

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