国際品種とテロワール2月14日読了時間: 3分1970~80年代。特に1976年の「パリスの審判」以降、伝統、新興問わず、世界各地のワイン産地に巨大な変化が訪れた。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、そしてシャルドネの大進出だ。これらの葡萄には、ブレンドの中に15~20%程度含めるだけで、そのワインの味わいを数段階も「わかりやすい」ものとする特性があった。わかりやすさは、圧倒的な売りやすさにも繋がる。歴史ある銘醸地ですら、その誘惑には抗えなかったのだから、新興産地がフランス系国際品種に支配されるのは必然だった。記事の続きは…sommetimes.net を定期購読してお読みください。 今すぐ申込む
1970~80年代。特に1976年の「パリスの審判」以降、伝統、新興問わず、世界各地のワイン産地に巨大な変化が訪れた。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、そしてシャルドネの大進出だ。これらの葡萄には、ブレンドの中に15~20%程度含めるだけで、そのワインの味わいを数段階も「わかりやすい」ものとする特性があった。わかりやすさは、圧倒的な売りやすさにも繋がる。歴史ある銘醸地ですら、その誘惑には抗えなかったのだから、新興産地がフランス系国際品種に支配されるのは必然だった。記事の続きは…sommetimes.net を定期購読してお読みください。 今すぐ申込む