注:本記事は、茶摘み&製茶体験というワークショップを通じた、完全な筆者の主観によって執筆されております。本記事の内容と関連したインタビュー等は一切行っておりませんので、記事の内容そのものはワークショップ先の茶園とは関連性がございません。あらかじめ、ご了承くださいませ。以下、本文となります。
きっかけは、私が過去に、とある製茶メーカーとお仕事をご一緒させていただいたことだった。
私が何気なく発した「オーガニック」という言葉に、担当者の顔が一気に険しくなった。
お茶の世界では、この言葉は禁句に近いのだとすぐに察したが、今に至るまで続く違和感をもち続けることにもなった。
その後も、お茶を専門とする知人たちからは、「オーガニック栽培では、美味しいお茶を造るのがかなり難しい。」とは度々聞いたし、そういうお茶を探し出して、特に何も言わずに専門家に飲んでもらっても、高い評価を得たことがほとんどなかった。
実態を一目でも見てみようと、茶園を見学しに行ったこともあったが、茶畑の様子に唖然としたのを良く覚えている。