Ferdinando Principiano, Langhe Freisa 2022. ¥3,500
イタリアのマイナーな地品種を学ぶのは、この上なく楽しい。
フランス系国際品種や、イタリアの中でもより王道と言えるネッビオーロ、サンジョヴェーゼ、アリアニコなどとは随分毛色の違う個性派集団。
どの品種をとっても「洗練」とは少々遠く、自己主張が激しめなのも良い。
まるで、予定調和的な美意識を嫌い、「絶対にアルマーニなど来てやるものか!」っと、こちらから聞いてもいないのに声高に叫んでいる、ちょっとうるさいイタリア人のようだ。
そして、イタリア各地のマイナー地品種それぞれに、豊かなストーリーがあるところも良い。