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SommeTimes’ Académie <61>(フランス・ロワール地方:Pays Nantais地区)

一歩進んだ基礎の学び、をテーマとするのがSommeTimes’ Académieシリーズ。初心者から中級者までを対象としています。今回はフランス・ロワール地方について学んでいきます。

 

フランスの銘醸地産ワインが高騰するなか、日常に寄り添うフランチ・ワインの産地として、ロワール地方の価値は一層高まっています。

 

ロワール地方シリーズ第1回は、一連のMuscadet系ワインで知られる「Pays Nantais 地区」と致します。

 

 

Melon de Bourgogne

Muscadet系アペラシオンの主要品種はムロン・ド・ブルゴーニュ(ムロン)、通称ではワイン名と同様にミュスカデと呼ばれます。

 

公式名にブルゴーニュとつく通り、原産地はブルゴーニュと考えられています。実は、1,395年にフィリップ豪胆公が発令した有名なガメイ栽培禁止令には、ムロンの栽培禁止も含まれていました。

 

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