Florian Herzog, Neuburger 2022.
約10年ぶりにウィーンを訪れている。
美しい建築物の数々、スペース感たっぷりでゴミ一つ落ちていない街並み、至るところから聞こえてくるヴァイオリンのしらべ、隣国のドイツよりも遥かに美味しい料理、ゆったりとしたペースの人々、問題なく通じる英語、そして尽きることのないワインとビール。
世界各地に好きな街があるが、ウィーンは私にとって不動の、「移住したい街ランキング」第一位だ。
成田とウィーンを結ぶ便は、ロシア上空を回避するため、14時間の長旅に。
乗り継ぎが無い分、だいぶマシな方だが、やはり現地のホテルに到着した頃には疲労困憊になっていた。
とりあえずシャワーを浴びて、一息つこうとでも思っていた矢先、先にウィーン入りしていた友人から呼び出しが入る。